マイルの使い方

ANAマイルの使い方|特典航空券の必要マイルとANA SKY コインの交換率

公開 2026-09-25|掲載データの確認日 2026-09-25

ANAマイルの使い道は、大きく分けて「特典航空券」「ANA SKY コイン」「提携ポイントなどへの交換」があります。それぞれ必要なマイル数や条件が違うため、ANAの公式ページの記載をもとに整理しました。

結論:主な使い道の比較

使い道 内容 主な条件
ANA国内線特典航空券 片道6,000マイルから(シーズン・区間による) 搭乗日の355日前から予約可。エコノミークラスのみ
ANA国際線特典航空券 日本発着・往復12,000マイルから(ゾーン・シーズン・クラスによる) 2025年6月24日以降の予約・発券分から必要マイル数を改定
ANA SKY コイン 1マイル=1コインから。10,000マイル以上は会員ステイタス・カード種類に応じて1.2〜1.7倍 1コイン=1円相当。ANAウェブサイトの航空券・旅行商品の支払いに使える
アップグレード特典 国内線:1区間4,000マイルから/国際線:1区間9,000マイルから(区間・クラスによる) 対象運賃・予約クラスの有償航空券が必要
提携ポイントへの交換 例:楽天ポイントは10,000マイル → 8,000ポイント 年度内3口目から交換率が下がる(提携ポイント合算)

マイルの有効期限は、ANAの案内では「商品・サービスを利用した月の36カ月後の月末まで」とされています。

ANA国内線特典航空券

必要マイル数(片道・直行1区間)

必要マイル数は、搭乗日のシーズン(L・R・H)と区間の距離で決まります。表は片道の必要マイル数で、往復の場合は往路と復路を合算します。

区間の距離 L(ロー) R(レギュラー) H(ハイ)
0〜300マイル区間 6,000 6,500 9,000
301〜800マイル区間 7,000 8,500 10,500
801〜1,000マイル区間 8,000 9,500 12,000
1,001〜2,000マイル区間 9,500 10,500 13,000

東京発の路線の例は次のとおりです(ANAの区間別発着路線一覧より)。

  • 0〜300マイル区間:東京-大阪、東京-仙台、東京-新潟 など
  • 301〜800マイル区間:東京-札幌、東京-福岡、東京-広島 など
  • 801〜1,000マイル区間:東京-沖縄
  • 1,001〜2,000マイル区間:東京-石垣、東京-宮古

たとえば東京-大阪をレギュラーシーズンに往復すると、6,500マイル×2=13,000マイルです。2区間を24時間以内に乗り継ぐ旅程には、別の必要マイル表があります。

シーズン

シーズン 2026年 2027年
L(ロー) 12/1〜12/23 1/7〜2/28、4/1〜4/27、12/1〜12/27
R(レギュラー) 5/19〜7/17、8/31〜11/30 3/1〜3/11、5/11〜7/15、8/23〜9/16、9/21〜9/22、9/27〜9/30、11/24〜11/30
H(ハイ) 7/18〜8/30、12/24〜12/31 1/1〜1/6、3/12〜3/31、4/28〜5/10、7/16〜8/22、9/17〜9/20、9/23〜9/26、10/1〜11/23、12/28〜12/31

ANAの案内では、シーズンの対象期間は変更になる場合があるため、予約時に確認するよう案内されています。往路と復路でシーズンが異なる場合は、それぞれのシーズンの必要マイル数を合算します。

主な条件

  • 対象はANA便名の日本国内線全路線、クラスはエコノミークラスのみです(プレミアムクラスの特典航空券の設定はありません)。
  • 予約期間は、搭乗日の355日前(出発日含まず)午前9時(日本時間)から搭乗前日までです。
  • ANAウェブサイトでの発券手数料は無料です。
  • 「ご利用になれない期間」はありませんが、特典航空券で使える席数には限りがあります。空席待ちや、予約のないオープン発券はできません(ただし、プレミアムメンバーサービスの対象者は、2026年5月19日搭乗分から片道1区間ずつ空席待ちができると案内されています。往復旅程や乗り継ぎ旅程を含む場合は利用できません)。
  • 会員本人以外が利用する場合は、あらかじめ「特典利用者登録(最大10名まで)」が必要です。
  • 国内線旅客施設使用料(PFC)の対象空港を発着する便を含む場合は、マイル減算の際にクレジットカードでの支払いが必要です。
  • 特典航空券の搭乗は、マイル積算の対象外です。

予約の変更・払い戻し

  • 同じ区間であれば、日付と搭乗便の変更ができます(ANAウェブサイトの予約詳細画面から。変更希望便出発日の前日かつ予約便の出発前まで)。シーズンが変わる場合は、必要マイル数の差額調整があります。
  • 全区間が未使用の場合に限り、払い戻しができます。取消手数料は1名につき3,000円(クレジットカード決済)または3,000マイルのどちらかを選びます。手続きは第一区間の予約便出発前までです。
  • 払い戻し時点で有効期限が切れているマイルは、口座に戻りません。

2026年5月19日搭乗分からの主な変更点

ANAの「ANAマイレージクラブ会員サービスの各種取り扱い」では、国内旅客サービスシステムの刷新にともない、2026年5月19日搭乗分から次のような変更があると案内されています。

  • 予約開始時間が、搭乗355日前の午前9時30分から午前9時00分(日本時間)に変わりました。
  • 乗り継ぎ旅程(2区間)が新しく設定されました。あわせて、沖縄離島路線専用の必要マイルチャートは2026年5月18日搭乗分で終了しています。
  • 幼児・小児の年齢区分が変わりました(幼児:0〜1歳、小児:2〜11歳)。幼児も航空券が必要で、同伴者のひざの上に座る場合は無償です。座席が必要な幼児・小児は、大人と同じマイル数が必要です。
  • 国内線特典航空券でのエコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレードは利用できなくなりました(有償の国内線航空券では、マイルによるアップグレード特典が導入されています。後述)。
  • 2026年5月19日以降の国内線の予約は、サブカードでログインした場合はできず、メインカードでのログインが必要です。
  • 2026年5月18日搭乗分までの特典航空券は、2026年5月19日以降の搭乗分への予約変更はできません。

ANA国際線特典航空券

必要マイル数は、出発地と目的地の「ゾーン」、搭乗日の「シーズン」、「搭乗クラス」で決まります。日本発着の往復の必要マイル数(2025年6月24日以降の予約・発券分)は次のとおりです。

行き先(ゾーン) エコノミー L / R / H ビジネス L / R / H
韓国・ロシア1(Zone 2) 12,000 / 15,000 / 24,000 36,000 / 41,000 / 50,000
アジア1(Zone 3) 17,000 / 20,000 / 30,000 48,000 / 53,000 / 65,000
アジア2(Zone 4) 30,000 / 35,000 / 50,000 80,000 / 85,000 / 95,000
ハワイ(Zone 5) 35,000 / 40,000 / 65,000 80,000 / 85,000 / 135,000
北米(Zone 6) 40,000 / 50,000 / 72,000 100,000 / 105,000 / 165,000
欧州・ロシア2(Zone 7) 45,000 / 55,000 / 78,000 110,000 / 115,000 / 180,000
オセアニア(Zone 10) 37,000 / 45,000 / 65,000 80,000 / 90,000 / 135,000
  • ゾーンの例:Zone 2はソウルなど、Zone 3は上海・香港・台北・マニラなど、Zone 4はシンガポール・バンコクなど、Zone 5はホノルルです。
  • 片道の必要マイル表もあります。たとえば韓国・ロシア1(Zone 2)のエコノミーは、片道でL 6,000/R 7,500/H 12,000マイルです。
  • シーズンはゾーンごとに異なります。プレミアムエコノミー・ファーストクラスの必要マイル数や、シーズンの日付は、ANAのシーズン・必要マイルチャートで確認してください。
  • ANA SKY コインの案内では、特典航空券発券時の税金・燃油特別付加運賃・発券手数料などの支払いには、ANA SKY コインを使えないとされています。

2025年6月24日以降の予約・発券分からの主な変更点

ANAの「ANAマイレージクラブ会員サービスの各種取り扱い」では、国際線特典航空券(提携航空会社特典航空券を含む)について、次の変更が案内されています。

  • 片道旅程の特典航空券が利用できるようになりました(2025年6月24日0:00〔予約・発券国時間〕以降の予約・発券分から)。
  • 往復旅程での乗り換えは、ANA国際線特典航空券の場合、日本国内で往路・復路各1回までになりました(2025年6月23日までの予約・発券分は各2回まで)。
  • 未使用の特典は、第一区間の予約便出発前まで、ANAウェブサイトの予約詳細画面から払い戻しができます(2025年4月15日から)。2025年6月24日以降に予約・発券した分をANAウェブサイトで払い戻す場合、取消手数料は3,000マイルのほか、クレジットカード決済で3,000円も選べます。
  • スター アライアンス世界一周特典航空券は、2025年6月24日で新規発券を終了しました。

ANA SKY コイン

ANA SKY コインは、ANAウェブサイトで航空券や旅行商品(航空券+宿泊、パッケージツアー)の支払いに、10コイン単位(10円分相当)で使える電子クーポンです。1マイルから交換でき、10,000マイル以上を交換すると、会員ステイタスやANAカードの種類に応じて交換率が上がります。

交換マイル数 ダイヤモンド・プラチナ・ブロンズ SFC・プレミアム・ゴールド ANAカード(ワイド・一般)、AMCモバイルプラス ANAマイレージクラブカード
1〜9,999マイル 1倍 1倍 1倍 1倍
10,000マイル 13,000(1.3倍) 12,000(1.2倍) 12,000(1.2倍) 12,000(1.2倍)
20,000マイル 28,000(1.4倍) 26,000(1.3倍) 26,000(1.3倍) 24,000(1.2倍)
30,000マイル 45,000(1.5倍) 42,000(1.4倍) 42,000(1.4倍) 36,000(1.2倍)
40,000マイル 64,000(1.6倍) 60,000(1.5倍) 60,000(1.5倍) 48,000(1.2倍)
50,000〜200,000マイル 1.7倍 1.6倍 1.5倍 1.2倍
  • 10,000マイル以上は10,000マイル単位の交換で、一度に交換できるのは最大200,000マイルです。
  • 複数の条件にあてはまる場合は、交換率の高い条件が適用されます。
  • ANA SKY コインで買った航空券は、有償航空券と同様にフライトマイルやプレミアムポイントの対象です(特典航空券は対象外)。
  • 有効期限は、交換月から12カ月目の末日までです。使えるのは保有者本人と、特典利用者登録をした2親等以内の方です。
  • 申し込み後の取り消しはできません。

ANAの案内では、マイルの有効期限が近いが1年以内に飛行機や旅行商品を使う予定がある場合の活用例として、ANA SKY コインへの交換が紹介されています。

アップグレード特典

有償の航空券を、マイルを使って上位クラスにアップグレードする特典です。

国内線

2026年5月19日搭乗分から、有償のANA国内線航空券で、エコノミークラスからプレミアムクラスへのマイルによるアップグレードが可能になりました。ANA国際線航空券の日本国内区間も対象です。

必要マイル数は1区間(片道)あたり4,000マイルからで、区間ごとに決まっています。東京発着の例は次のとおりです。

東京発着の区間 1区間(片道)の必要マイル数
秋田、大館能代、能登、小松、庄内、富山、新潟、仙台、八丈島 6,000
函館、釧路、稚内、根室中標津、オホーツク紋別、岡山、山口宇部、高松、高知、徳島、鳥取、米子、萩・石見、名古屋 8,000
大阪、岩国、広島、松山、宮崎、熊本、鹿児島、大分、長崎 11,000
札幌、福岡、佐賀、宮古 15,000
沖縄、石垣 18,000

主な条件は次のとおりです。

  • 対象は、ANA便名で予約したANAグループ運航便(ANA・ANAウイングス)です。
  • アップグレードの対象運賃(フレックス、スタンダード、Biz、ANAカード優待割引、株主優待割引、島民割引、ユース、シニアなど)で、エコノミークラスの航空券を購入しておく必要があります。
  • 申し込み期間は、搭乗日の27日前0:00(現地時間)から搭乗便出発時刻の20分前までです。アップグレードクラスの予約が取れた時点でマイルが減算されます。
  • フライトマイルとプレミアムポイントは、購入した航空券の運賃に基づいて計算されます。
  • 使える座席には限りがあり、便によっては設定がない場合があります。

幼児・小児の扱い(年齢は第1区間の搭乗日で判定)は次のとおりです。

  • 幼児(2歳未満):大人1人につき1名まで、大人のひざの上に乗る場合は無料です。座席を使う場合は、アップグレード対象運賃で航空券を購入したうえで、大人と同じマイル数が必要です。
  • 小児(2歳以上12歳未満):アップグレード対象運賃で航空券を購入したうえで、大人と同じマイル数が必要です。

空席待ちの条件は次のとおりです。

  • 搭乗当日に、ANAウェブサイトから空港での空席待ちを申し込めます。搭乗日前日までの事前の空席待ちはできません。
  • 利用する全区間の航空券を購入済みであることが必要です。マイルは、アップグレード席が取れた時点で減算されます。
  • 便の混雑状況によっては、空席待ちを受け付けられない場合があります。
  • アップグレードが確約されるまでは、プレミアムクラス搭乗によるラウンジは利用できません。確約前に手荷物を預けた場合、上位クラスの無料手荷物許容量や優先受け取りは適用されず、支払った超過手荷物料金は確約後も返金されません。

大阪・福岡・札幌・名古屋・沖縄発着の必要マイル数は、ANAの「ANA国内線アップグレード特典 必要マイルチャート」で確認できます。

なお、国内線の予約検索画面では、2026年5月19日搭乗分から「プレミアムクラス」「普通席」の表記が「ファーストクラス(プレミアムクラス)」「エコノミークラス」に変わっています(ANAの案内では、表記変更にともなうサービスの変更は予定していないとされています)。

国際線

ANA国際線の有償航空券も、マイルでアップグレードできます。必要マイル数は、1区間(片道)の距離(区間基本マイレージ)とアップグレードの種類で決まります。

1区間(片道)の距離 エコノミー → プレミアムエコノミー プレミアムエコノミー・エコノミー → ビジネス ビジネス → ファースト
0〜2,000マイル 9,000 12,000 20,000
2,001〜3,500マイル 15,000 18,000 30,000
3,501〜4,500マイル 15,000 20,000 35,000
4,501〜5,500マイル 20,000 25,000 40,000
5,501マイル〜 20,000 28,000 45,000

主な条件は次のとおりです。

  • 対象はANA国際線です。ANA便名で他社が運航するコードシェア便や、他社便名でANAが運航するコードシェア便は利用できません。
  • アップグレードする路線は、対象の予約クラスで航空券を購入しておく必要があります(下表)。旅程開始エリアは、航空券の国際線第一区間の出発地区です。
旅程開始エリア エコノミー → プレミアムエコノミー プレミアムエコノミー・エコノミー → ビジネス ビジネス → ファースト
日本地区 Y/B/M/U/H/Q/Vクラス G/E/Y/B/M/Uクラス J/C/D/Zクラス
日本地区以外 Y/B/M/U/H/Q/Vクラス G/E/Y/B/M/U/Hクラス J/C/D/Zクラス
  • エコノミークラスからファーストクラスへのアップグレードはできません。エコノミー→プレミアムエコノミーを申し込んだ後に、さらにビジネスクラスへアップグレードすることもできません。
  • 申し込み期間は、搭乗日の355日前から搭乗便出発時刻の24時間前までです。アップグレードクラスの予約が取れた時点でマイルが減算されます。
  • ANA国際線特典航空券とアップグレード特典は併用できません。
  • イギリス・フランス・マレーシア・香港を出発する便では、搭乗クラスによって金額が変わる税金があり、アップグレードした場合はその差額を空港で支払います。
  • フライトマイルとプレミアムポイントは、購入した航空券のクラスに基づいて計算されます。

幼児・小児の扱い(年齢は第1区間の搭乗日で判定)は次のとおりです。

  • 幼児(2歳未満)が特典を利用する場合:アップグレード対象区間の航空券(小児運賃)を購入したうえで、大人と同じマイル数が必要です。
  • 幼児が特典を利用しない場合:アップグレード後の大人と同じクラス(プレミアムエコノミーへのアップグレードならプレミアムエコノミー運賃)の幼児運賃(座席なし)または小児運賃(座席あり)で、別に航空券を購入します。
  • 座席を使う幼児(小児運賃を適用する生後8日以上2歳未満)は、ファーストクラス(全機種)と、ボーイング787・777・767、エアバスA380のビジネスクラス(機種により全座席または一部座席)を利用できません。
  • 小児(2歳以上12歳未満):大人と同じマイル数が必要です。

空席待ちの条件は次のとおりです。

  • 空席待ちは当日まで受け付けられます。事前にアップグレード席が取れなかった場合は、出発当日にチェックインカウンターで確認します。
  • 利用する全区間の航空券を購入済みであることが必要です。マイルは、アップグレード席が取れた時点で減算されます。
  • 便の混雑状況によっては、空席待ちを受け付けられない場合があります。
  • 特別機内食を事前に予約している場合、当日アップグレードが確定したタイミングによっては、アップグレード後のクラスで特別機内食を用意できない可能性があります。
  • アップグレードが確約されるまではラウンジに入れません。確約前に手荷物を預けた場合、上位クラスの無料手荷物許容量や優先受け取りは適用されず、支払った超過手荷物料金は確約後も返金されません。
  • 国際線航空券の日本国内線区間の空席待ちは、当日ANAウェブサイトから申し込めます。

提携ポイントなどへの交換

ANAマイルは、楽天ポイントやVポイントなどの提携ポイントにも交換できます。楽天ポイントへの交換は10,000マイルで8,000ポイント、同一年度内の提携ポイント交換が合算で3口目になると交換率が下がる、といった条件があります。詳しくはANAマイルを楽天ポイントに交換する方法をご覧ください。

このほか、ANAの「マイルを使う」ページには、ピーチポイントへの交換や、ANAショッピング A-styleでの利用なども掲載されています。

交換する前の注意点

  • 特典に交換したマイルは、未使用特典の払い戻しの対象を除き、特典が未使用でも口座に戻したり、他の特典に交換したりすることはできません。
  • 必要マイル数・交換率・シーズンは変わることがあります。交換の直前に、ANAの公式ページで最新の条件を確認してください。

出典(確認日 2026-09-25)

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